料理研究家・宮成なみの台所の知恵袋

【旬食ナビ】七夕そうめん/おうちで歳時記。

おうち歳時記。

季節を感じて、行事食を楽しもう。

 

7月7日/七夕(笹の節句)です。

 

 

■   笹飾りは寺子屋から

 

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日本独自の風習として根付いたのは、

江戸時代以降で、笹飾りは寺子屋から始まったと言われています。

 

竹笹に短冊をつけて、手習いごとの上達を祈る風習は寺子屋が普及した江戸時代からと言われています。
江戸では、7月6日の夕方から竹を立て、五色の短冊や吹き流し、ひょうたん、そろばん、大福帳、千両箱、鯛など縁起の良いものを飾り付けました。

 

 

ここにも織り姫の織り糸、織り仕事の伝説と、手仕事の上達祈願が受け継がれています。

五色の短冊は、「五行説」の中の、「木・火・土・金・水」を司り、

人が健やかに生きていくための知恵である五徳「仁・礼信・義・智」を

当てはめていると言われています。

 

 

短冊の願い事は、色に合わせて具体的に書くと良い、と言われています。

星に願いが届くかもしれませんね。

 

■ 七夕そうめん

七夕の行事食は、そうめんです。

千年以上昔から七夕の行事食として食べられてきたそうです。

 

 

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「七夕そうめん」にも、短冊の五色が使われるようになりました。

七夕そうめんには、そうめんの白に、オクラを輪切りにして星形の断面図をあしらい、

茗荷や海老の赤、錦糸卵の黄色、薬味には、

きざみ海苔の黒などをあしらうと彩りも奇麗です。

 

それぞれの色には意味が込められているそうです。

 

青(現在は緑)(東)/木/仁:徳を積む・人間力を高める
(南)/火/礼:父母や祖先への感謝の気持ち
(中央)/土/信:信頼、知人・友人を大切にする
(西)/金/義:義務や決まりを守る
黒(現在は紫)(北)/水/智:学業の向上

 


ぜひ、笹飾りと七夕そうめん、楽しんでみてくださいね。

 

 

■   七夕の由来

 

1つ目の由来は、古来中国で疫病が流行り、そうめん(の元となる原型)をお供えしたところ疫病が収まった事から、1年の無病息災を願って七夕にそうめんを供え、食べるようになったと言う説。

 

2つ目が、中国から伝わった、「牽牛星/けんぎゅうぼし(彦星)」と「織女星/しょくじょぼし(織り姫)」の1年一度氏か会えなくなってしまう恋の伝説と日本の古事記に出てくる「棚機津女/たなばたつめ」の伝説が合わさって、今の七夕になった、と言う説。(古事記の「棚機津女/たなばたつめ」から七夕と言う言葉ができたとも言われています。)

 

3つ目は、中国では、七夕のことを「乞巧奠/きっこうでん」と言い、裁縫や織物の上達、豊作を祈願して、ご馳走を食べたと言う説。

 

言い伝えには諸説いろいろあるようです。

どれがホントなのかなぁ?

 

 

■ しかし、ソーメン単品の食べ過ぎは、夏バテを起こしやすい

夏バテの主な原因
暑くて水分やつ冷たいものを摂る→胃液が薄まる→消化不良を起こす→胃が重くて、なんだかだるい→食欲不振に→食べられないので、水分ばかりとってしまう…の悪循環から始まります。
 

甘い飲み物やソーメンなど、糖質を多く摂る傾向が強くなるので、ピタミンB1の消耗が激しく、不足すると、疲れやすく、だるくなり、気力も低下します。
ニラに含まれる香り成分は、糖をエネルギーに変えるのに必要なビタミンB1の働きを高める効果があり、疲労回復に役立ちます。

また、冷房などの影響で冷えた身体を温めてくれます。

夏バテには、レバーや豚肉などビタミンやミネラルを多く含むものとニラとの組み合わせがオススメです。

そうめんの時は、ぜひ、ニラと豚を使った料理を1品追加してみてくださいね。

それだけで、夏太り予防になりますよ!

 

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2015/07/03 旬食ナビ   宮成 なみ