料理研究家・宮成なみの台所の知恵袋

【旬食ナビ】茗荷/7月のテーマは食べて夏バテ予防!

茗荷/みょうが 

 

夏の熱いときに爽やかな風味を与えてくれる茗荷は、夏野菜野代表選手。

 

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昔から、「茗荷をたくさん食べると物忘れをする」と言われますが、

これは迷信なので、安心してたっぷり食べて下さいね。

 

茗荷には、熱によるトラブルを調整し、

毒を制する作用があるので、カラダに熱がこもりがちな夏には貴重な野菜です。

 

 

■ 冷房病や夏風邪予防に。


茗荷には、血行を良くする働きがあります。

 

最近は、冷房の効き過ぎで喉が痛くなったり、カラダが冷えてしまったり、室内外の温度差が夏バテ、夏風邪、食欲不振の原因になっています。茗荷は、そんな冷房による夏風邪の症状を和らげてくれます。

 

 

「血を活かして経を調える」作用があり、生理不順にも効果的です。

血の流れを良くして、カラダを温めてくれる女性に嬉しい野菜です。

 

 

また、暑い夏はどうしても食欲が落ちてしまいがち。

こんなときは、刻んだ茗荷をたっぷり使うと、食欲が増進します。

茗荷に含まれる香りの成分が胃の動きを促進してくれます。

 

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■ 長持ちする保存法


冷や奴に、そうめんに薬味に美味しい茗荷。薬味にして使うときは、アクが強いので、切ったら水にさらします。

使い切る前に痛みやすい薬味。このとき、少し酢を落して、酢水にさらして水気を切り、タッパに入れておくと長持ちします。

薬味の茗荷に味の影響はありません。酢の殺菌効果を活用しましょう。

 

切るときは、酢水を入れたボウルに、スライサーを使って茗荷をどんどん入れていけば、汚れモノも少なくて散らばらず、薄くて奇麗な輪切りができて一石二鳥です。夏の暑い時期には、みそ汁に茗荷を入れるとさっぱり食べやすくなますよ。

 

 

■ 茗荷があまりそうな時は。

茗荷がたくさん手に入ったときは、茗荷を丸のまま(切らずに)沸騰した湯にさっととくぐらせて、甘酢かすし酢に漬けておくと、色鮮やかで美味しい茗荷の酢漬けになります。はじかみ代わりに焼き魚に添えたり、酢漬けにしたものも刻んで薬味に使ったりできます。

 

■ 美味しい茗荷の食べ方

・ 天ぷら

・ ぬか漬け

・ 縦半分に切った茗荷に豚肉を巻いて、塩胡椒して焼く。照り焼きソースでも美味しい。

・ 沸騰した湯をかけ、すし酢に漬ける。日持ちします。

 

 

 

・ 冷や汁


ボウル(あればすり鉢)にごまと味噌をいれてよくする。ほぐした焼き魚の身、スライサーで輪切りにした胡瓜、千切り大葉、輪切り茗荷、氷を入れてできあがり。焼き魚がないときは、ツナ缶で代用すると美味しい。冷たい夏のみそ汁。

 

■ 腐敗を防ぐ茗荷の葉


丈夫な茗荷は、庭先、ベランダのプランター栽培でも、もさほど手入れをしなくて栽培できるので、来年あたりチャレンジしてみたいなと思っています。

 

紅葉や笹、茗荷の葉でお皿を彩ると、なんだか料理が美味しそうに見えますよね。

 

茗荷の葉は笹と同じように腐敗を防ぐ効果があり、昔から、おにぎりや団子を包むのに使われてきました。

お弁当の仕切りにも使えます。

 

 

2015/07/02 旬食ナビ   宮成 なみ